【真作】うるし ウルシ 漆 日本画 版画 良い 和紙 入山白翁作 【雲海富士】 富士山 漆藝 漆絵 絵画 物故 東京芸大 漆工科卒 額なし 送料込み

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ご覧頂きありがとうございます【真作】であると保証できる作品です作家サイン印章有り作品状態:良好
富士の朱色は、「朱合漆」の中に高価なる水銀系の顔料を両込め(50:50)でよく練り混ぜ、朱色漆を強く表現してあります雲海の黒漆は、黒専用の「黒呂色漆」を使用しております更にその中に、煙突の中に貯まった煤(スス)を精製した粉末をよく練り合わせ、深い黒色を表現してあります ●版画部分/画寸 縦:約29.6㎝ 横幅:約44㎝送料込みです配送は郵便局のゆうパックで配送を予定しております(日にち指定・時間帯指定が出来ます)古い作品ですが版画の状態は良好です画像で確認してくださいませノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いいたします。 ※額なし絵画ですので、額は好みに合った額を、ご自分でお探しになってくださいませ 「漆絵版画」とは原版は漆を厚く延べて漆のなまの内に一本の竹べらにて掻きとり、その鎬(しのぎ)を生かして表現する。これを一旦固めて、その上に純日本漆の色彩漆を延べて刷り上げて完成する。彩漆は1回毎に作者の調合による純然たる漆だけの芸術である。紙または絹、麻の布に表現せる漆芸術で普通の版画にみられぬ一種不思議な味わいを示しています。まさに漆芸術家の独創になるものであります  【入山白翁】1904-1991日本画の範疇にあって工芸的分野を取り入れ、漆画・漆版画という全く新しい世界を築き上げてきた。その名声は国内・外を問わず、高松宮家、石橋、池田首相以下、広く政財界の著名人がその作品を愛蔵、アイゼンハワー、ジョン・ケネディ元米国大統領、インド、イラン、サウジアラビアなどの首相、国王と枚挙にいとまがない。未完の作を完成せんと、奇跡的な病床からの復帰が数度、その精神力、芸術家魂は正に耐久力数千年と言われる漆芸術の如くである。 ●入山白翁 略歴1904年(明治37年)   新潟県白根市で漆藝術家の家に生まれる                       15歳の時から本格的に、漆の藝術を学び修行に入る1926年(昭和元年)    幼少期から乾漆造りを学び、技法を習得したことを機に上京1928年(昭和3年)    上野美術学校(現 東京芸術大学)漆工科に入学1931年(昭和6年)    在学中に美術工芸品展に出展し、入選1932年(昭和7年)    在学中に美術協会展に出展し、入選1933年(昭和8年)    美術学校漆工科卒業 卒業制作最高点で白翁制作の「厨子」が選出される1934年(昭和9年)    朝鮮楽浪文化研究のため渡鮮 古代漆藝の研究に着手                       11月平壌・京城にて研究作品個展1935年(昭和10年)   大宮御所 貞明皇后に宝石箪笥・菊蒔絵香炉・平棗・中棗を 納入                             同年、美術協会展に入選1936年(昭和11年)   第三回文部省美術展覧会に出展し、入選1940年(昭和15年)   日本貿易会会員となり諸外国に作品を納入1944年(昭和19年)   金胎乾漆象嵌蒔絵研究会を興す1945年(昭和20年)   日展第一回展入選となり諸外国に作品納入                             46年、第2回展出品入選、48年、第4回展出品入選                             50年、第6回展出品入選 この年を最後に一切の美術団体を去り、                             以後無所属 1950年(昭和25年)   白翁独自の技法発表(完全なる乾漆板の上に、漆を厚く延べて                       漆の生の内に刷毛・筆に頼ることなく、一本の竹べらで表現をする                       一旦固めた後に、色彩漆を指頭で調和を計り【漆画】を完成する                       この年に研究中であった独創の【漆絵版画】さらに【漆硯】も完成する1954年(昭和29年)   米国・英国・仏国・独国・アルゼンチン・オランダ・ベルギーなど各国に白翁作品納品1955年(昭和30年)   ソビエト美術館に【乾漆象嵌蒔絵花瓶】を納入1956年(昭和31年)   三越本店画廊で漆画展開催 57年、同画廊で第2回漆画展                             58年、同画廊で第3回漆画展                            以後、近鉄・伊勢丹・小田急・大和・東急など各デパート美術画廊・                             資生堂ギャラリー・経団連会館・ アメリカンクラブ・工業倶楽部など、                             各地で個展30数回に及ぶ1975年(昭和50年)   沖縄国際海洋博覧会「海を描く現代絵画コンクール展」で、                             漆画100号【渦潮】入選1977年(昭和52年)   過去三十年間の作品を発表する為、東京セントラル美術館に於いて「回顧展」を開催1982年(昭和57年)   渋谷松涛美術館にて招待出展                同年、アメリカ・カリフォルニア州・パサデナ市のパサデナ東洋美術館にて長期漆画展を開催1984年(昭和59年)  東京富士美術館で「富士を描く画家達の500年」と題する特別展                雪舟・是庵・宗達・光琳・応挙・横山大観と共に                             白翁の漆画70号【暁の富士】が選出され同時に展示される1986年(昭和61年)  町田駅前【洗心洞画廊】で白翁作品常設1988年(昭和63年)  八王子住友海上火災保険株式会社で漆画展を開催1990年(平成2年)   神奈川県厚木市旭町【相川画廊】で白翁作品常設1991年(平成3年)11月11日  入山白翁没 2002年(平成14年)  (財)伝統的工芸品産業振興協会の後援にて「漆の美展」を明治神宮                文化館宝物展示室で、現在に至るまで毎年継続展示2006年(平成18年)  京王プラザホテル「ロビーギャラリー」及び「アートロビー」で                【白翁漆画回顧展】長期開催2007年(平成19年)  福島県の裏磐梯檜原湖畔「猫魔ホテル」サウスホールで作品展を開催2008年(平成20年)  スペイン・バルセロナ展出品 同年マドリット展出品2009年(平成21年)  裏磐梯レイクリゾート(旧 裏磐梯猫魔ホテル)サウスホールにて                            作品展を開催2010年~               林野庁・文化庁・石川県輪島漆芸美術館・ (平成22年~)        (財)伝統工芸品産業振興会の後援による「漆の美展」が、                             明治神宮文化館宝物展示室で毎年開催され出品2016年8月(平成28年)  アメリカ・ワシントン州 シアトルで「シアトルアートフェアー」で                        白翁展示ブースにて展示2017年(平成29年)  神奈川県民ホールギャラリーで、一般社団法人 日本漆工協会主催                            「日本文化を担う・漆の美展」 in Yokohamaが開催され出品2018年(平成30年)  東京上野桜木・日展新会館にて「第26回日本文化を担う・漆の美展」                            で展示

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